実務ガイド · 区分・分別
産業廃棄物と一般廃棄物の違い|3問で判断
会社から出たゴミが、すべて産業廃棄物になるわけではありません。名前や見た目だけで決めず、発生工程・材質・業種の3点から確認します。
- どの事業・工程から出たかを見る
- 材質を法令上の品目へ当てはめる
- 業種限定品目と自治体ルールを確認する

最初に確認する3つの質問
最初に、事業活動から出たものか、何でできているか、業種による限定がある品目かを確認します。袋に書かれた「可燃」「不燃」は収集上の呼び方で、法律上の区分とは限りません。
現場チェック
- 発生場所と工程を記録した
- 材質と付着物を確認した
- 業種限定の有無を確認した
会社から出ても全部が産廃ではない
法律上、一般廃棄物は産業廃棄物以外の廃棄物です。そのため、事業所から出たものでも産業廃棄物の定義に当てはまらなければ、事業系一般廃棄物になります。
一方、家庭から出るものと同じ見た目でも、事業活動に伴って生じ、法定の品目に当てはまれば産業廃棄物です。
紙・木・食品残さは業種も見る
紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さなどは、業種や発生工程によって区分が変わる品目です。たとえば一般の事務所から出るコピー用紙と、法令で指定された業種・工程から出る紙くずを同じ判断にしないようにします。
木製パレットなど、用途によって業種を問わず産業廃棄物となる扱いにも注意が必要です。
混ざった袋は中身から分け直す
弁当容器、紙、生ごみが同じ袋に入っている場合、袋全体を一つの名前で判断しません。まず内容物を確認し、分別できるものを分けます。そのうえで、市町村の事業系一般廃棄物ルールと、産業廃棄物委託先の許可範囲をそれぞれ確認します。
相談するときに伝える5点
写真、材質と付着物、発生工程、量、保管場所をまとめて伝えます。「これは何ごみですか」だけで聞くより、自治体や許可業者が判断しやすくなります。
現場チェック
- 全景と近景の写真
- 材質・付着物・発生工程
- 1回または1か月の量
- 保管場所と所在地
一次情報・確認先
最終確認日:2026年7月15日実務上の注意
個別案件の法的区分、許可の適合、受入可否、料金は地域と条件で異なります。所管行政、契約先、専門家へご確認ください。