実務ガイド · 契約・委託

産廃委託契約書の確認項目|抜けを防ぐ順番

ひな形の空欄を埋めるだけでは確認になりません。契約書、許可証、実際の廃棄物、運搬先、処分方法が一本につながっているかを見ます。

この記事のポイント
  • 収集運搬と処分の契約関係を分ける
  • 契約書と許可証を同じルートで照合する
  • 店舗・品目・処分先の変更時に見直す
排出事業者と収集運搬業者・処分業者の直接契約関係図
廃棄さん編集部 作成
STEP 01

必要な契約を30秒で確認

収集運搬と処分の両方を外部委託する場合、排出事業者は原則として収集運搬業者、処分業者のそれぞれと直接契約します。窓口が一社でも、契約関係は分けて確認します。

STEP 02

契約前にそろえる6点

廃棄物の写真と発生工程、種類・予定数量・荷姿、収集運搬と処分の許可証、積込場所・運搬先・処分場所、処分方法と最終処分の情報をそろえます。契約書を先に作るより、実態をそろえてから記載内容を決める方が手戻りを減らせます。

STEP 03

契約書は4つの束で読む

共通条件、運搬条件、処分条件、契約後の管理に分けます。種類・数量・料金だけでなく、積替え保管、処分場所・方法・能力、業務終了報告、契約解除時の未処理廃棄物まで確認します。

現場チェック
  • 種類・数量・荷姿・料金
  • 最終運搬先と積替え保管
  • 処分場所・方法・施設能力
  • 終了報告・解除時・変更時の扱い
STEP 04

許可証の写しは添付して終わりではない

契約書の品目が許可証の取扱品目に入っているか、積込場所と運搬先が許可地域に合うか、処分方法が処分業許可の範囲か、有効期限内かを照らします。契約書と許可証は一つの処理ルートです。

STEP 05

契約後に見直すタイミング

店舗・現場の追加、材質や付着物の変化、品目・数量の追加、運搬先・処分方法の変更、許可更新のタイミングで見直します。変更内容に応じ、覚書・変更契約・新規契約のどれが適切かを確認します。

PRIMARY SOURCES

一次情報・確認先

最終確認日:2026年7月15日
実務上の注意

個別案件の法的区分、許可の適合、受入可否、料金は地域と条件で異なります。所管行政、契約先、専門家へご確認ください。