Q&A · FIELD QUESTIONS
産廃実務Q&A
「見積もりが倍ちがう」「分別すれば安くなる?」——現場でよく聞かれる疑問に、1問1答で答えます。回答は一般的な実務情報で、個別案件の適法性判断ではありません。法令・制度に関わるものは一次情報の確認先を添えています。
同じごみなのに、A社とB社で見積もりが倍ちがう。ぼったくりでは?
産廃あるあるですが、ぼったくりとは限りません。そもそも産業廃棄物に全国一律の定価はありません。料金は収集運搬・中間処理・最終処分・品目の難しさの足し算で決まり、どこに自社設備の強みがあるかで各社の金額はバラけます。だから「同じごみ=同じ値段」にはなりません。
答えを読む →Qちょっとだけ捨てたいのに、スポット回収が妙に高いのはなぜ?
1回きりの依頼はスケールメリットが効かないうえに、契約書やマニフェスト(処理を追う伝票)の手間は量が少なくても同じだけかかるからです。単発が割高なのは、ぼったくりではなく構造の話です。
答えを読む →Q混合廃棄物の料金はなぜ高い?
混合廃棄物の料金は、業者が代わりに分別してあげますよ、の手間賃なんです。自分で分ければ手間賃は浮きますが、その手間は自分たちで背負うことになります。
答えを読む →Q去年と同じごみなのに値上げと言われた。応じるしかない?
人件費・燃料費の上昇、処分場の逼迫、規制対応など、値上げの理由はだいたいあります。値上げ=ぼったくり、とは限りません。むしろ安すぎるほうが、後で何かを省かれているリスクがあったりします。
答えを読む →相見積もり、金額だけ比べて選んでいい?
危ないです。A社は「kgあたり」、B社は「㎥あたり」、C社は「1台いくら」。単位がバラバラなまま金額だけ比べると、安いと思った所が請求でいちばん高い、が普通に起きます。
答えを読む →Qごみ処分費の月額(定額)、見直したほうがいい?
定額は「月にこのくらい出るだろう」という契約時の試算×単価で決まっています。つまり、その試算が当たっている間だけ正しい契約です。事業は変わるのに、ごみの量だけ契約書どおりに出てくれる理由はありません。
答えを読む →Q産廃の課金単位、㎏と㎥はどちらが得?
覚え方はこれだけです。「軽いは㎏、重いは㎥」。かさばって軽いごみを体積(㎥)課金で受けると割高になりやすく、重くて小さいごみは重量(㎏)課金だと金額が膨らみます。
答えを読む →Q体積(㎥)で課金されている。すぐできるコスト削減は?
つぶせるものは、つぶしてから出してください。段ボールをたたむ、発泡スチロールを割る。それだけで請求が変わることがあります。
答えを読む →分別すれば処理費は安くなる?
半分ホント・半分ウソです。会社のごみは安い順に「有価物→一般廃棄物→産業廃棄物」。分別とは、この値段の階段の安い側へ振り分ける作業なので、基本は安くなります。
答えを読む →Q金属だけ買い取ってもらえば得?
現場でよく言われる「金属だけ買い取ってよ」。お金になるものだけ抜きたい気持ちはわかります。でも、抜く手間とコストを考えると、混ぜたまま出したほうが安いこともけっこうあります。
答えを読む →Q分別を始めたけど続かない。中途半端でも意味はある?
分別でいちばん損なパターンが「中途半端」です。混ざっていると「これは回収できません」と断られたり、結局は混合廃棄物の料金を取られたり。手間だけかけて値段はそのまま、になりがちです。
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